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鈴木敏彦のゴルフ講座

第4話  オーストラリア「 ROBINA WOOD GC 」&ゴールドコースト

1986年の20年前、初めてオーストラリアに行った時、建設中だった「ロビーナウッドゴルフコース」がその2年後の1988年に完成した。コースを中心に、世田谷区程の広大な土地を「ROBINA CO‘LTD」が(宅地・ショッピングセンター・大学・ゴルフコース等)総合開発していた場所である。

造成中のコースは、95%の出来上がりでとても美しく魅せられてしまった。オーナーに交渉して、開場前に1ヶ月間「カワナミゴルフスクール・ビデオ制作」の為に撮影契約し使用した経緯がある。

そして、開場日にロビーナウッドGC社長夫妻・アレン ウイルソンHプロと同じパーティ一1組目のオナーでティーショットした。スコアーは(42・37=79HDCP7)NET72で3位に入賞し思い出深いコースである。

設計者は、数学の先生で「GOLFは確率のスポーツゲームだー」と言いながら、日本でも10勝以上勝っているツアープロ「グラハムマーシュ」です。
適度の丘陵・ブーゲンビリヤや多種の花々・ユーカリの林間コース、池とクリークが全ホールに配置してある戦略に富む素晴らしいコース。 ブリスベン・ゴールドコーストの中心 サファーズパラダイスより車で15分の立地、ゴールドコーストで最も人気の有る新開発地域。

オーストラリアは土地が有りあまっている為に、90%のゴルフコースが平坦なコースばかり。住宅地を開発する為に、まずは水辺に美しいゴルフコースを造りクラブハウス&HOTELリゾートを併設する。 そして、住宅販売を始めると5年ぐらいで村が出来、町になり学校もできる。
みるみるうちに、巨大なショッピングセンター・ファションモール始め生活に必要な商業施設が出来上がっていくのだ。ゴルフコースは住宅開発の為に、1番最初に造る公園的意味合いの環境整備なのだ。

その意味でも、多くの水が有る平坦な土地にゴルフコースを造設するのが定石である。ロビーナウッドGCはたまたま丘陵をもった開発地だったので、オーナーは丘陵を生かしたコースをグラハムマーシュに設計依頼し、オーストラリアでも珍しい街に隣接した丘陵コースとなった。

丘陵・山岳コースで人気を博しているのは、シドニー北にある「ボンビルインターナショナルGC」コース内にコアラが生息しているので有名。最近では、グレッグノーマン設計の「ザ・グランドGC」と少ない。
ROBINA GC ―OUTコースは、フェアウエー片側はほとんどがクリークで有る。ほとんど水の無いクリークなので、時々ペナルティーを払わずクラブで石も打ちながらのショットをする。

最初は、野鳥や大小のイグアナが生息していたが環境変化には生きてはいけない。INコースは池が多くここ1番でよく入れてしまう。グリーンは砲台型でウネリを入れたビッグワングリーンで寄せワンが難しい。ティーショットはデコボコのフェアウエーとユウカリの大樹が邪魔をし、視覚的にも心理的にも難しい。最終18番ロングホールは、打ち下ろし・左側池・大木が両サイドに立ちはだかり、ロビーナの全てが集約されたホールで、オーストラリヤでゴルフをしている雄大さを感じさせる。
オージ達にも大人気で、観光バスを仕立てて多くのゴルファーがやってくる。
オーストラリアも3タイプのコースがある。

1、 ゴルフ&リゾートコース、「ゴルフと憩いの場所」として造り海外にはもっとも多いタイプ。 (年メンバー制があるが利用顧客化の意味)
2、 メンバーゴルフクラブ、同じレベルの人の集まりを目指し、格式を持ち「紳士淑女の社交の場所」としている。 同じメンバーコースでも、金満主義の集まるコース「見得と札びらをばら撒く場所」そこには、紳士淑女はいない。(日本にはバブル時は多かった)
3、  パブリックコースは、リーズナブル価格で「誰でもが楽しいプレーができる場所」

オープンに際して、ロビーナメンバーズを募集したのですぐに入会した。1年メンバー制でA$550支払うとプレーフィーが10%安くなる。しかも、私のような外国人は利用回数が少ないのでレストランフィーも利用の対象となり最大A$350は食事代にも変えられる親切なシステムだ。

そして、当社ゴルフツアーも15年間実施し「ロビーナメンバー」との対抗戦や親睦パーティーを開催し大いに日豪親善に役立った。
素敵な名前「ROBINA」は、ビッグデベロッパー社長婦人の名前である。スペイン系フリピン人で50歳だったが30代後半に見える。小柄で、ベージュの肌、彫りの深い顔立ちに薄いブラウンの瞳、スレンダーな極上の美人である。あの魅力的な奥様ならば、社長としては全てに「ROBINA」と付けたくなるかもしれない。

ゴルフコースの隣に有る「ボンドユニバーシティー」は、イー・アイ・イーが鳴く鳥落とす時代であった時に参画し建設した大学だが、今はクインズランド州が経営していると聞く。

世界各国から、裕福な家庭の子息達が入学している。特にスポーツ環境が素晴らしく、毎年「神戸製鋼ラガー」がキャンプをする。友人のオーストラリヤ弁護士の娘達が通っていて、学校内の広大なグランドや池を使った「トライアスロン競技」に選手として次女が中学校の部・長女が高校の部で出場するので、日本の運動会気分でお弁当を持参し家族の一員として2回程応援にいった。

交通機関に海外では珍しい電車もある。ブリスベンシティーからブリスベンエアーポート、そして最終駅がロビーナショッピングセンター往復の単線。日本人ツーリストはこれを知らないので利用する人は見ないが、途中下車してブリスベン河「水上バス」にもそのチケットで乗り換えられ観光にはとても良い。

現在、オーストラリア経済は順調にアップしクインズランド州はバブル状態である。したがって、ご多分にもれず土地は値上がり、ゴルフコースは竹の子のように出来たマリナ・ミラージュには、ベルサーチがデザインしたHOTELも金ピカで誕生した。

オーストラリアの魅力としてカジノがある。古いHOTELやゴルフコースにもスロトルマシーンなど置いてあるが、老人数名がたむろし小銭を掛けている姿は何か1900年代を感じさせる侘びしさがある。反対に「HOTELコンラッド&ジュピターズカジノ」はゴールドコーストとブリスベンシティーにありラスベガスのショーもあり華やかである。

私達夫婦にとっては、朝から昼過ぎはゴルフプレー・午後から夜はビジネス&オージーとの懇親・夜はツキを追いかけてカジノを行ったり来たりのオーストラリアである。

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